栄養士に相談があっても、栄養士が漢方の専門家に相談することを知っている人は少ないはずです。
例えば、メニューの工夫や調理上のアドバイス、何をどのように食べたらよいのか、こうした相談に栄養士は応えてくれます。
一方の栄養士は、食べたくない、食欲がないという人にどうしてあげるべきなのか、何らかの方法を相談しています。
年を取ると、原因がないのに食が細くなり、美味しく食べられないことがあります。
いわゆる食欲不振で、特に、胃腸の働きが弱まったために起こっています。
胃腸の働きを促し、消化能力を高める温かい食べ物が適していますが、元気がなくて食欲がない人もいます。
1人で食事を取らせない、食卓を囲むことから始めます。
高齢になれば、風邪をこじらせて食べたくない、こうした内容で食べないこともあります。
食欲がない時ほど、口当たりのさっぱりしたものを取りがちですが、胃を温めるような工夫をしたり、重湯と梅干しのような食事がいいようです。